出水市の養鶏場で先月、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認され、11万3000羽が殺処分されました。その後、異常が確認されず、県は周辺3キロから10キロに設けていた搬出制限区域を6日正午に解除しました。

県は、高病原性鳥インフルエンザが確認され、11万3000羽が殺処分された農場から半径3キロ圏内を移動制限区域、3キロから10キロを搬出制限区域としていましたが、移動制限区域内のすべての農場と、搬出制限区域内の農場から抽出した8農場のいずれも異常がなかったことから、6日正午に搬出制限区域を解除しました。

解除を受け、これまでの搬出制限区域は「ニワトリや卵などの持ち出しの制限はないが、監視を強化する」監視強化区域となり、6か所での消毒ポイントは続きます。

移動制限区域は今月17日午前0時までに鳥インフルエンザの発生がない場合に解除され、さらに、24日まで発生がなければ、10キロ圏内すべての監視強化区域が解除され通常に戻る予定です。