未来の発明家の第一歩かもしれません。小・中学生が日ごろから感じている課題の解決のために発明したアイデア作品や便利グッズの展示が岡山市で始まりました。

(柏野仁弥キャスター)
「残り1つになったお団子、このままでは食べにくい、そんな時に串が中間で折れてこのように食べやすくなります」

岡山県と県発明協会が主催する「児童生徒発明くふう展」、

音に反応して様々な仕掛けが作動する装置や、点字とひらがなが一緒になったシールなど、子どもらしいアイデアが詰まった発明品が並びます。

小・中学生に創造力や観察力を養い、科学に関心を持ってもらおうと開かれているもので今回で88回目です。岡山県内の小中学生から50点の応募があり、入賞した作品25点が展示されています。最高賞には子どもの悩みを解消するこんな発明品が選ばれました。

(柏野仁弥キャスター)
「小学3年生が発明した“くるくるかばんかけ”です」

「このように伸ばして使うことで届かない高さにあるフックにも荷物を簡単にかけることができます」

(岡山県産業振興課 森下恵さん)
「ちょっとした日常の気づきの中から発明につながることは素晴らしいと思います。岡山はものづくりの県なので、ものづくりやいろんなところにつながっていけばいいなと思っています」

展示は今月12日までで、特別賞に選ばれた12点はその後、全国審査に進みます。