暴力団のいない安全で安心な街づくりを目指そうと、都城市の飲食業組合などが「みかじめ料」など不当な支払い要求を拒否する組織を設立しました。

都城地区の飲食業組合や建設業協会、それに警察など14の団体が設立したのは「都城地区みかじめ料等縁切り同盟」です。

きのうは調印式が行われ、中村慎一朗会長が次のように宣言しました。

(都城地区みかじめ料等縁切り同盟・中村慎一朗 会長)「暴力団等反社会的勢力を恐れない、暴力団等反社会的勢力に資金を提供しない、暴力団等反社会的勢力を利用しない、暴力団等反社会的勢力と交際しない」

このあと、関係者たちは都城市の繁華街、牟田町を練り歩きながら暴力団の排除や特殊詐欺の防止などを訴えました。