“戒厳令” 集会禁止に報道統制
藤森祥平キャスター:
連日ろうそく集会が開かれました。弾劾への動きが加速しているようです。今回の非常戒厳について、なぜここまで市民から反発の声が上がっているのか。

非常戒厳に伴い出された布告令には、国会・デモなど政治活動の禁止、テレビ・新聞などすべての言論と出版の統制、ストライキ・集会行為の禁止などがあり、これらに違反すると令状なしに逮捕されてしまいます。
色々な自由が奪われるということで国民が声を上げて、この非常戒厳を撤回させたということになりましたね。
小川彩佳キャスター:
こうした政治活動やメディア統制など、市民の様々な自由を奪う非常戒厳が権力者によって突如出されることには驚き、危うさも感じました。一方で、6時間で非常に民主的なプロセスを経てこの事態が収束し、議事堂前には多くの市民が集まって抗議の声を上げた姿からは、民主主義を私達は守るんだという強い意志を感じるようでもありました。

育児アドバイザー・てぃ先生:
これは民主主義国家としての韓国のイメージを大きく損なう行為だったと思います。国民のことを考えず、駄々をこねただけ。そして、うまくいかずに6時間でやめるというのは、大統領として、ものの重大さを考えていない、極めて軽率な行為だと思いました。
小川彩佳キャスター:
まだこの件について尹大統領は口を開いていない状況ではありますが、7日には弾劾訴追案が採決される見通しでもあります。今後の動きに注目です。
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<プロフィール>
てぃ先生
保育士16年目の37歳
育児アドバイザー
SNSの総フォロワー数200万人超