子どもがかかりやすいマイコプラズマ肺炎が全国的に流行する中、鹿児島県内の年間の感染者数が今年、過去最多となったことが分かりました。
マイコプラズマ肺炎は、子どもに多く見られ、せきが長引くのが特徴で、重症化するケースもあります。
県によりますと、今月1日までの1週間の感染者数は34人で、前の週より10人増加しています。今年の感染者数はこれまでで378人に増え、現在の統計に変わった1999年以降、最も多かった2012年の366人を上回り、過去最多となっています。
県は増加の原因は不明としていますが、コロナ禍の行動制限などで免疫が減ったことなどが背景にあるとみられています。
また、インフルエンザの感染者数も448人で、前の週より347人増え、2週間ぶりの増加となりました。
県は手洗いや消毒など、基本的な感染対策を呼びかけています。














