愛媛県立とべ動物園は5日、「ヨツユビハリネズミ」としては国内初の人工繁殖と認定された、3歳のオス「まさむね」が死んだと発表しました。
とべ動物園によりますと、「まさむね」は、2021年9月16日に同動物園で生まれ、母乳が上手く飲めなかったことから翌日から人工哺育に。
約1年後、日本動物園水族館協会から、日本初の人工哺育での繁殖成功事例として認定されていました。
しかし、先月21日から食欲が無くなり、治療を行ったものの、3日後の同月24日肝炎のため死にました。
飼育担当者は「食いしん坊で手を近づけると必死でペロペロなめて、においを覚えようとしてくれる、とても優しい子でした。
あっという間の最期でしたが、沢山の思い出と経験をありがとう」とのコメントを寄せています。
また、とべ動物園は、先月23日にマガモのオス「グリーンランド」が多臓器不全のため9歳で、同日、ヨーロッパフラミンゴのメス「アンズ」が腎不全のため死んだと発表しました。
アンズは開園当初から同園で飼育されていて推定36歳以上だということです。
なお、いずれも鳥インフルエンザの検査は陰性だったということです。
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