ユネスコの無形文化遺産は世界遺産のいわば「無形版」。世界の宝として保護すべきと認められたものです。
早池峰神楽や風流踊など、これまでに登録された無形文化遺産のうち岩手が関わるものをまとめました。

2009年に登録されたのが花巻市大迫町に伝承されている早池峰神楽です。
500年以上の歴史を持ち、脈々と受け継がれてきた民俗芸能が世界に評価されました。
2013年の「和食」には、日本がユネスコに提出した登録提案書に、一例として一関市のもち文化が紹介されています。
また2018年に登録された来訪神:仮面・仮装の神々には大船渡市三陸町吉浜に伝わる「吉浜のスネカ」が含まれているほか、2020年、伝統建築工匠の技には二戸市浄法寺地区の「漆かきの技術」が含まれています。
そして2年前の2022年には、風流踊として、盛岡市永井地区の「永井の大念仏剣舞」や北上市や奥州市に伝わる鬼剣舞などが登録されました。

そして今回の伝統的酒造りも含め、岩手の宝が、世界の宝として保護していくべきと認められたユネスコ無形文化遺産。
これからも大切にしていかなければなりません。