先月、着任した県警の岩瀬聡本部長は5日の県議会で相次いだ現職警官らの不祥事について、県警として再発防止に取り組む考えをあらためて示しました。

(県警 岩瀬聡本部長)「(再発防止策に掲げられた)一つ一つの対策を確実に進めていくことが重要」

先月の着任から5日で1か月を迎える県警の岩瀬聡本部長は県議会・一般質問での答弁で、相次ぐ不祥事などの再発防止に取り組む考えを強調しました。

県警内外の意見を取り入れ、組織運営に反映させるほか、再発防止策の進ちょく状況についてできるだけ早く取りまとめ、発表する考えを示しました。

また、5日の県議会では災害が発生したとき、自治体が住民向けに支援情報などを伝える「臨時災害放送局」が取り上げられ、県内ではコミュニティーFM局がある14の市町村で開局する体制が整っていることが報告されました。

県は防災訓練などを通じて人材を育て、情報伝達手段の強化に努めたいとします。