SNSで知り合った女性を名乗った相手に、下関市に住む会社員の男性(40代)がおよそ1360万円をだまし取られました。

山口県警によりますと、今年9月、男性がマッチングアプリを通じて知り合った自称日本女性を名乗る相手から「老後の生活のために一緒にネットショップを運営して頑張ろう」とネットショップの経営および専用サイトのアカウント作成を進められました。
男性が指示通りネットショップ開設の手続きを行うとカスタマーサービスを名乗る相手から「商品を仕入れるための費用が必要」「保証金を支払う必要がある」などと言われました。話を信じた男性が30回にわたってあわせて1,361万円を指定された口座に振り込んでだまし取られました。

また、平生町の女性(50代)は、SNSに表示された広告をきっかけに、知り合った人物から暗号資産の取り引きを勧められ、指導料や税金の名目でおよそ1,070万円をだまし取られました。

警察では、SNSで、金を要求するのは詐欺の手口で支払う前に家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。