「ジュリ扇」に「お立ち台」
ジュリアナ東京の「華」といえば、高さ130cmの「お立ち台」でした。ここに数々の女性たちが競って乗り、ジュリ扇(じゅりせん)と呼ばれる羽根つきの扇子を振り回しながら、夜通し踊り狂ったのです。女性のスカートは日に日に短くなり、ボディコン(ボディコンシャス)の服はパッツンパッツンになっていきました。

93年には「お立ち台の上に人がいすぎて危ない」「公序良俗を乱す」と警察の指導が入り、お立ち台は撤去されましたが、その後も、100cmに低くした「クリスタル(サイド)ステージ」上で「プロのダンサーが踊る」とコンセプトを変えて存続されました。
