熊本県天草市の高校生が半年かけて育てたクルマエビが出荷の時期を迎えました。
砂の中から出てきたのは、体長15センチほどのクルマエビ。天草拓心(たくしん)高校では、海洋科学科の生徒がクルマエビを育て、販売まで手掛けています。

生徒たちは厚さ10センチほどの砂をかき分けながら、クルマエビを見つけては一匹ずつ丁寧に取り出しました。
今年6月に、稚エビ1万5000匹を水槽に入れ、半年間かけて立派なクルマエビに育てました。

生徒「クルマエビには『額角(がっかく)』と言ってトゲがあるんですけど、トゲが刺さらないように丁寧にとることが重要だと思います。自分たちが愛情で育てた分エビもしっかり大きくなっているので嬉しいです」
今年は100キロを超えるクルマエビが取り上げられ、あさって(6日)、保護者や学校関係者などに販売されるという事です。














