社会インフラである道路を効率よく維持管理していこうと、岩手県矢巾町と金融機関、通信会社が連携協定を結び、実証研究に取り組むことになりました。

3日締結式が行われたこの協定は、矢巾町と岩手銀行、NTT東日本の岩手支店とグループ会社のNTTMEが交わしたものです。
調印した4者は共同して延長がおよそ688キロある町道の舗装維持管理計画の策定や道路点検の効率化について実証研究を行います。
たとえばNTTの電柱の維持管理のノウハウを活用して、町道を撮影したドライブレコーダーなどの映像をAIで解析し、修繕が必要な場所の優先順位を決めて、効率的なメンテナンスにつなげます。
官民が連携して取り組むことで、技術職や財源の不足といった課題の解決が期待されます。