噴火警戒レベル「2」への引き上げに伴い続く岩手山の入山規制が、2026年7月に一部緩和されることが正式に決まりました。

これは15日、岩手県庁で行われた達増知事を会長とし、周辺自治体の担当者や有識者などでつくる岩手山火山防災協議会で決まったものです。

岩手山は2024年10月に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられ、安全のため周辺自治体が7つある登山道の全てで入山を規制しています。
協議会は山の東側で顕著な火山活動が見られないことから、2026年7月に東側の4つの登山道を対象に規制を緩和することを全会一致で了承しました。

一方、山の西側では2026年7月以降も規制が続く見込みです。