でも見たい!「ふたご座流星群」観測のポイントは?

国立天文台によりますと、月が明るいと観測しづらくなってしまうため、月が輝いている方角と反対側の空を見るようにしたり、月が高いときには、少し低めの空を見ることで、明かりの影響を小さくできるということです。

提供:国立天文台

また、流星は「放射点」を中心に、放射状に現れます。
放射点とは、流星群がそこから放射状に出現するように見える点ですが、必ずしも流れ星が光りだすスタート地点になるというわけではありません。

放射点から離れた場所から光り始めて、放射点とは反対側に流れるため、放射点付近だけを見ていると見逃してしまう可能性があります。

ですので、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。

そして、人間の目が暗い場所に慣れるようになるには、15分程度かかると言われています。そのため、流星群を見逃さないようにするには、寒さ対策をした上で、15分はあきらめずに観察を続けてみるのが良さそうです。