宮崎県川南町の農場で、県内では今シーズン初めて高病原性の可能性が高い鳥インフルエンザが確認されました。
これを受け、県はニワトリおよそ3万5000羽の殺処分を始めました。
県によりますと、2日、川南町のブロイラー農場で死んだニワトリが増えていると通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性の可能性が高いH5亜型の鳥インフルエンザと判定されました。
これを受け、県は、3日朝から113人態勢で、この養鶏場のニワトリおよそ3万5000羽の殺処分を始めました。
殺処分は、3日午後8時までに終わる予定です。
この養鶏場の半径10キロ以内では、114の養鶏場でおよそ406万羽が飼育されていて、半径3キロ以内はニワトリや卵の移動が半径3キロから10キロ以内は搬出が制限されます。
県は、搬出制限区域内の3か所に消毒ポイントを設置し、養鶏関係の車両を対象に消毒を実施しています。
鳥インフルエンザの県内での発生は、去年1月以来、今シーズン初めてで、全国では12例目です。
鳥インフルエンザの発生を受けて、河野知事は、3日朝、江藤拓農水大臣とWEB会談を実施。
江藤大臣は「周辺に農場が多いことから迅速なまん延防止、防疫措置を行って次の発生を抑え、生産者の生活を守ってほしい」と河野知事に伝えました。
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