2日からこれまでの健康保険証の新規発行が停止され、マイナ保険証への本格的な移行がスタートしました。
様々な意見が聞かれる中、移行初日の愛媛県内の医療機関を取材しました。
松山市清水町の越智クリニックでは、さっそく受付でマイナ保険証で提示する患者の姿も見られました。
2日午前中に受診した患者およそ70人のうち、20人がマイナ保険証を使用したということですが、困惑している患者も多いといいます。
(越智クリニック・越智邦明院長)
「マイナンバーカードの置き具合を、どう置いたらいいかわからない。暗証番号いくらだったかなと僕に聞かれてもわからない、暗証番号覚えるのは非常に大変で…」
さらに、制度を勘違いしている患者も見られたということです。
(越智院長)
「特に高齢者、マイナンバーカードじゃないと受けられないんじゃないかと、保険証はしまったとか、捨てたとかいう方が実は多い」
「きょうまでの保険証は有効であるということをもっと国がアピールしないといけないんですけれども、それをしていないから非常に混乱している」
越智院長はデジタル化自体は賛成だとした上で、マイナ保険証の使い方について周知を徹底する必要性や、当面、保険証を残すよう訴えています。
(越智院長)
「デジタル弱者といわれる人には今は荷が重すぎるから、いったんおいて、保険証を残しておいて、その間にいろんな講習会をするなり、誰がやっても間違いが生じないという状況になって強制化していくのが一番いいので、それまでは今の保険証でいいですよという形にしたらどうかと私は個人的には思っている」
またマイナ保険証に対応するため、医療機関は設備の導入や運用に多額の費用がかかっていて、越智院長は過疎地の医療機関などへの支援が必要だと指摘しています。
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