熊本県立大学が、国際的な人材を育てるため、文学部の一部の学科を変更する方針を示しました。
県立大学 堤裕昭 学長「文学部英語英米文学科を、グローバル・スタディーズ学科に改組いたします」

県立大学では、1994年から続く文学部の「英語英米文学科」について、2026年度から「グローバル・スタディーズ学科」に組み替える方針を発表しました。
TSMCの進出などで異なる文化などに対応する人材を育てることが目的です。
新たな学科では約7割の専門科目で英語による講義を行い、協定を結んだ海外の学校への短期研修や交換留学も実施する方針です。
定員は1学年45人のままで、来年(2025年)4月に文部科学省に学科の変更を届け出る予定です。

大学では、今年中に大学のホームページに新学科の特設ホームページを設け、来年7月のオープンキャンパスなどで高校生などに詳しい内容を説明する方針です。
熊本県立大学「英語英米文学科」とは
英語英米文学科は、県立女子専門学校が創立した1947年に「英文科」として誕生し、熊本女子大学での「文学科」などを経て、1994年から現在の名称になりました。
これまで、英語や英語を使ったコミュニケーション能力の育成などに力を入れ、県内の英語教育の拠点として、中学や高校での英語教育の現場やホテル・航空業界などに人材を輩出してきました。














