四国電力は住友商事などと、カタールで発電や海水を淡水にして販売する造水事業を行うことを明らかにしました。

首都ドーハの近くで始まる、四国電力にとってはカタールで2つ目の発電・造水事業です。四国電力と住友商事、韓国の電力会社など4社が、カタール送電水道公社が実施した国際入札で受注し、現地時間の11月25日、売電・売水の長期契約を結びました。
この発電造水事業では、発電出力240万キロワットの天然ガス火力発電所と、海水から1日あたり49.5万トンの淡水を造ることができる設備を設けます。施設は来年4月着工、2029年6月に全面運転開始の予定です。四国電力の海外事業としては12件目で、年数億円の配当収入を見込んでいます。














