性的マイノリティー、LGBTQ+(プラス)について知ってもらおうと、11月30日に高知市で初めて当事者らによるパレードが行われました。

このパレードは性的マイノリティーに関する講演や勉強会などを行っている「NPO団体レインボー高知」が初めて行いました。高知県内にもLGBTQ+の人がいることや、パートナーシップ制度について知ってもらうことが目的です。

パレードには県内外から当事者や支援者らおよそ100人が参加。シンボルの虹色の旗をもって高知市中心部を行進しました。

団体によりますと全国的におよそ10人に1人はLGBTQ+の当事者ということですが、高知では全国と比べて、企業などの理解や配慮がまだ浸透していないのが現状だといいます。

(NPO団体 レインボー高知 宮田真 代表)
「身近にいる存在ということを知ってもらうことが一番大事かなと思っていますし、その中で基礎知識とかも知っていただくことによって『ここで困ったことあったんだな』と思ったときに、ここやったら変えられるねというような感じで一つずつお互いが認め合えるような社会になっていけば、ちょっとずつ安心して暮らしていけるんじゃないかなと思っています」

レインボー高知ではLGBTQ+についての相談をメールで受け付けているということです。