食中毒の発生を防ごうと、熊本市の田崎市場で食品の一斉取り締まりが行われました。

熊本市の担当者「はい、温度問題ないです」

これは冬場に発生しやすいノロウイルスによる食中毒などを防ぐために毎年この時期に行われているものです。

12月2日午前7時ごろ、魚介類などが並ぶ田崎市場で、熊本市の担当者など14人が市場内の施設を巡回しました。

担当者は放射温度計を使い食品や魚介類を適切な温度で保管しているか確認したほか、作業前の手洗いの徹底や、まな板をこまめに消毒をするよう呼びかけました。

熊本市健康福祉局保健衛生部食品保健課 清水奈味副課長「(食中毒を防ぐためには)調理前や、トイレの後は手洗いを忘れずに行うことが大切になってきます」

2日は54の施設に立ち入り調査をした結果、表示基準違反など34件の違反が確認されたということです。