松くい虫の被害を受けている宮崎市の一ツ葉地域に以前の松林を取り戻そうと、市民らが植樹活動を行いました。
宮崎市の一ツ葉地域にある広大な松林は、近年、松くい虫により枯れる被害が多発していて、地元の檍地域まちづくり推進委員会は去年、周辺企業などと連携して森を再生するプロジェクトを立ち上げました。
1日は初めての活動として、枯れた松の伐採跡地で植林活動を実施。
市民らおよそ300人が参加し、松やサザンカ、クスノキなどおよそ550本の苗木を植えていきました。
(参加者)「どんどん成長して大きくなってほしい」
(檍地域まちづくり推進委員会・松竹昭彦会長)「僕たちの周りの生活や景色を守ってくれてる森なので何とか助けてあげたいなってずっと思っていた。私達みんなにとっての大切な宝物だから、みんなの力で繋いでいきたいというのが一番ですね。」
檍地域まちづくり推進委員会はこの森林を「一ッ葉まも林(りん)」と名づけ、毎年、植林活動を行うことにしています。
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