「英語よりも中国語の方が重要」高まる中国語学習熱

強まる中国との経済的結びつき。そこにチャンスを見出そうと今、カンボジアでは中国語学習熱が高まっている。プノンペン市内にある学校では4歳から20歳までの約2000人が中国語を学んでいる。学び始めた動機を聞いてみると・・・

男性生徒(15歳)
中国とは経済的な結びつきが強いので、メリットがあると父に勧められました。中国語を使うチャンスはこれからどんどん増えると思います

女性生徒(16歳)
カンボジアとの中国の関係は今後よくなるでしょう。今、カンボジアでは英語よりも中国語の方が重要です。ほとんどの仕事で中国語が必要ですし、中国人の上司も多いです。将来は中国との貿易の仕事に就きたいです

入学希望者が急増し、教室も、先生の数も足りないのが学校側の悩みだ。

急速に発展するカンボジア。そこに中国マネーが影響しているのは確かなようだ。しかし、その光が強ければ強いほど、影も濃くなる。