歴史は古く、今から約90年前。
1935年に「角盤町郵便局舎」として建てられました。
郵便局としての役目を終えると、平成に入り、今度は書店「角盤文庫」として、米子市民に長く親しまれてきました。
そして今年4月、複合施設「YORAIYA角盤」として復活しました。

現在、施設全体をレンタルスペースとして利用でき、電話やInstgramのダイレクトメッセージなどで予約を行えます。

「枠もそのままで、色を直してなかったりしとるっていうのが…」

建物の復活に関わった遠藤学さん。
施設名の「よらいや」は、米子周辺の方言で「集まろう」という意味。
クラウドファンディングで支援を募り、遊休施設になっていた場所を年齢問わず、みんなで集まれる場所に生まれ変わらせようという想いを込めました。

夢蔵プロジェクト 遠藤 学 理事
「本当にいろんな人が関わりながらこの建物を作った、支援してもらいながら作ったっていうのが、やっぱりこの建物の一番大きなところだと思っているんで、地域の方、学生、市民、私たちNPO団体、町作りやっている多くの団体さんと一緒になって、米子の下町を『よらいや』っていう合言葉で盛り上げていきたいなというふうには考えています。」

文化財となり、魅力を増したYORAIYA角盤。
今後も幅広い世代が集える「地域の交流拠点」を目指していきます。