新潟県内は30日にかけて大気の状態が非常に不安定で、月が変わっても雨の降りやすい状態が続きます。いつ、どこで、どれだけ降るのでしょうか?

29日朝の新潟市。情報カメラの視界が一気に霞むほどの雨に見舞われました。

27日からの48時間降水量は100ミリを超えたところもあり、佐渡市 羽茂や新潟市 東区では11月の観測記録を更新しました。

【記者リポート】「午前10時半過ぎの新潟市 中央区です。雨は降ったりやんだりを繰り返しています。ただ、きのうまでの雨で水たまりができていて、これを避けながら歩行者の皆さん歩いています」

日中、小康状態となりましたが、28日からの大雨警報は現在も広い範囲で続いています。

さらに、30日も大雨となるところがある見込みです。いつ、どこで、どれだけ降るのでしょうか?
雨雲レーダーを見ていきますと、29日夜から30日正午にかけて中越・下越の広い範囲に雨雲がかかっています。上・中越の山沿いでは雪となりそうです。

30日午後も県内の広い範囲で雨を降らせる雲がかかっています。1日の日曜日は上・中越を中心に雨雲がかかっていますが、昼頃から徐々に、雨雲の範囲は狭くなっています。

気象台によりますと、雨雲が予想よりも発達した場合は、発表していない地域にも大雨警報を発表する可能性があるということです。

また、県内全域で1日にかけて土砂災害に注意・警戒をしてください。

この先1週間は大雨・大雪の心配はなさそうですが、この時期らしいぐずついた日が続きそうです。