「マイナ保険証」メリットはあるも…浸透しない医療現場 

山口県下関市にある腎臓・循環器内科。マイナ保険証を利用しての受付も行っています。

藤寿会いとう腎クリニック 伊藤真一院長
「当院では約30%弱の方が、マイナ保険証を使っております。当初に比べると、少しずつ使用されている方は増えている。ただ、これが4割5割と増えているかというと、約3割くらいが、この1年弱は維持している感じ」

高齢者の患者が多いこちらのクリニックですが、50代など比較的若い層はマイナ保険証の切り替えに比較的抵抗はない印象だということです。

クリニック側のメリットについてはー

藤寿会いとう腎クリニック 伊藤真一院長
「受付の方は、いちいちチェックするのがなく、オートマチックに確認ができる
ので、受付業務が楽になったというのは聞く。正確な情報が瞬時に分かりますので、当然医師としても有難い。患者様にも診察する医師の方に正確な情報が入る
ので、お互いに大きなメリットがある」
なかなか浸透しないね、というのが実感です。2割~3割弱の方で推移しているので、今後新規発行が無くなったときに、どのような伸び率が見られるか、いまのところイメージが湧かない」