外国人旅行者を呼び込もうと、西日本の自治体らが立ち上げた「西のゴールデンルートアライアンス」の勉強会がきのう(28日)、香川県高松市で開かれました。

会場には、団体に参加する行政関係者や、会員の企業から約100人が集まりました。「西のゴールデンルート」は、インバウンド需要が回復する中、大阪より西の地域が協力して、外国人旅行者を呼びこもうと設立されたものです。

勉強会では、ヨーロッパからの旅行者の約9割が東京から入国している実態や、観光ルートのモデル案などが報告されました。

(大西秀人高松市長)
「広域連携的な観光の仕組みが西のゴールデンルートアライアンスだと思うので、同盟に入っている自治体と連携しながら、盛り上げていけたら」

来年開催される大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭をいかして、西のゴールデンルートの認知度を高めたいとしています。