2025年注目の「スペパ野菜」とは?

上村キャスター:
2025年に注目していただきたい野菜があります。「スペパ野菜」です。コスパ・タイパなどありますが、この野菜はスペースパフォーマンスの略で「スペパ」となっています。

普段、大きな野菜を買うと野菜室はすぐにいっぱいになりますよね。しかし、小さいサイズの野菜が登場しているんです。

実際のものを用意しましたが、通常サイズの白菜とミニ白菜を見てみるとだいぶ違いますよね。そして、大根も通常サイズとミニ大根ではだいぶ違います。

そして、28日から「使い切り!あめ玉キャベツ 450g 356円」というものが発売されました。ちょうど手のひらサイズで、重さも450g。500mLのペットボトル1本持っているくらいのサイズ感です。

では、なぜこのミニサイズの野菜を作っているのかというと、「大きくて使い切るのが大変…」「カット面が傷みやすい…」などの野菜へのストレスを減らしたいという思いからミニサイズを考案したそうです。

ミニサイズですと、冷蔵庫やまな板にしっかりと収まります。さらに、スーパーに行ったときなども重いものは何個も買えないですが、ミニサイズだといろんな種類を買えるのでいいですよね。

井上キャスター:
少し割高になるのは仕方ないですが、単身世帯などでも使い切れるしいいですね。

田中ウルヴェ京さん:
今日初めてミニ野菜を知りました。最近、ミニ白菜がよく出ていて「成長していないんだな」と思っていましたが、ミニ白菜というのが新たにあるんですね。

上村キャスター:
成長していないと思われがちですが、ミニサイズなのに栄養はしっかりと濃縮されているんです。

大根などですと、大きすぎるので半分にカットされて栄養素も上下でばらけていたりもしますが、ミニサイズだと栄養がギュッと濃縮されているのでぜひ買ってみてください。

田中ウルヴェ京さん:
栄養価は大きい野菜と一緒なんですか?

上村キャスター:
サイズが小さくなっているだけなんです。

他にも利点としては、料理に丸ごと使えて使い切りやすいサイズです。利用者からは「使い切るためにレシピを考えるストレスから解放された」という声も聞かれています。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト
慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰