青森県五所川原市の飲食店を11月19日に利用した女性2人が、食中毒の症状を訴え保健所は調査の結果「カンピロバクター・ジェジュニ」による食中毒と断定しました。飲食店は12月4日まで1週間の営業停止となりました。

食中毒が発生したのは、五所川原市川端町にある飲食店「とりっぷ」です。

県によりますと11月19日に、この飲食店を利用した20代の女性2人が腹痛や下痢の症状を起こしました。

その後の保健所の調査で、2人の便から「カンピロバクター・ジェジュニ」が検出されたことや、2人が共通して食べたものが店で提供された食事に限られたことなどから、この店が原因の食中毒と断定しました。

店は12月4日まで営業停止処分となりました。

当時、2人には「レバー」や「鶏のササミ」を使ったメニューなどが提供されていました。

2024年に県内ではカンピロバクターの食中毒が4件確認されており、例年と比べ増加傾向にあることから、県は食材を十分に加熱することや、まな板などの調理器具などを清潔に保つよう呼び掛けています。

※29日に掲載していたサムネイルの画像に誤りがありましたので、削除致しました。