とりすぎると肥満の原因や悪玉菌の増殖にも

たんぱく質補助食品の需要が高まっている中ですが逆に、たんぱく質を取りすぎてしまうと思わぬリスクがあるといいます。

富山短期大学 食物栄養学科 大森聡准 教授
「必要以上にとった場合は、1gあたり4キロカロリーのエネルギーになるので、筋肉以外の体脂肪といったものになってしまうので、肥満などの原因になるかなと」

トレーニングをしている人には、体重1kgあたり2g摂取するよう心がけているという人も多いですが、体重1kgあたり1.6g以上摂取しても、筋肉の増強にはつながらないという研究結果も。

また、過剰摂取をすると、消化の際に腎臓に負担かかるため、腎機能が低下している人は注意が必要なほか、腸内の悪玉菌が増殖しお腹の不調につながるおそれもあるといいます。

広がり続けるプロテイン市場。適量を意識しながら生活に上手く取り入れることが大切です。