宮崎県串間市出身の画家、加藤 正 さんが描いた牛の絵。この作品はおよそ70年前から国会議事堂が所蔵していました。
そして、今年、作品がJA宮崎経済連に寄贈され、除幕式がありました。
宮崎市のJAビルの1階ロビーに展示されたのは、串間市出身の画家、加藤正さんの油彩画「黒牛」です。
この作品は、加藤さんが東京芸術大学を卒業した翌年の1951年に展覧会に出品され、その後、国会議事堂が所蔵していましたが、今年2月、JA宮崎経済連に寄贈されました。
(JA宮崎経済連 坂下栄次会長)
「元気な牛ですよね、すごく。今畜産が沈んでいるときに、農家さんも元気が出るんじゃないかと思っています」
加藤さんの遺族も「故郷の畜産振興に貢献できることを本人も喜んでいると思う」と話しているということです。
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