東京・足立区の小学校で今月20日、教室の天井の一部が剥がれて落下しました。その後の点検で、区内にある6つの小中学校で天井の落下のおそれがあることがわかりました。
足立区によりますと、今月20日、区立中川小学校の教室で、天井の石こうボードの一部が剥がれて落下しているのを職員が見つけました。
落下した石こうボードは、大きさがおよそ1平方メートル、重さはおよそ10キロで、接着剤の経年劣化が原因とみられています。
けが人はいませんでした。
これを受けて、区が区内のすべての小中学校102校で点検を行ったところ、中川小学校を含む6つの小中学校にある13の教室で、落下の危険性があることがわかりました。
区は、対象の教室の使用を禁止し、年内に天井を剥がすなどの作業を完了させる予定です。
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