■現住建造物等放火の疑いで警察は捜査
警察は、意識不明となっている41歳の男性が火を放ったとみて、現住建造物等放火の疑いで捜査していることを明らかにしました。
消火を手伝った女性
「『急に液体をばらまいて、そこに火をつけた瞬間、爆発した』と(救助した)男性が言っていた」
当時、現場では何が起きていたのでしょうか。
火元は6階建てのビルの2階とみられています。
焼けた2階と3階はガールズバーで、バニーガール姿の女性が接客することで、ススキノでも人気を集めています。
HBCの取材に基づく、2階の見取り図です。

関係者によりますと、出火した時、店は営業中で、2階にはバニーガール姿の女性が1人、女性従業員が2人。客の男性が数人いました。
そこに現れたのが、41歳の男性です。
無言のまま店に入ってくると、バケツに入れて持ち込んだ“ガソリンのような液体”を店内にまき、ライターのようなもので着火したということです。
さらに、この男性は、やけどをした20代の女性従業員との間で、交際をめぐるトラブルがあったことが、分かりました。