■「両手にタトゥ…溶けるくらいにドロドロに」
現場は、JR札幌駅から約1キロ離れた歓楽街すすきのの一角で、地下鉄南北線すすきの駅の近くです。
爆発があった当時、現場近くにいた人は、次のように当時の状況を説明します。
「買い物をしていて、店から出てきたら、物が落ちる音がして、工事かなと思ったらガラスが散乱していて」
「大型車がガラスに突っ込むようなバーンとした音がした」
「ビルの中から露出度の高い衣装を着た女の子が、2人ぐらい出てきて従業員が必死に消していた」
ストレッチャーに乗せられて救助される男性の服は、焼け焦げていました。
消火を手伝った女性
「両手とか、髪の毛とかが燃えているようなパニックになった男性が(ビルから)出てきて、両手にタトゥーが入っていて、溶けるぐらいドロドロになっていた」
「(腕の)皮がめくれて、ペットボトルの水を(別の)男性がかけていたので一緒にかけた。近くのコンビニに行って“お水くれませんか”と言って水をバケツでもらった」
爆発があったガールズバーは、普段はビルの2階と3階で営業していたということです。

この爆発で、当時店内にいた30代から50代の男性3人と、20代の女性従業員が、全身にやけどを負い、病院に運ばれました。
そして爆発から一夜明けた27日、新たな展開がありました。