参院選でも“政治とカネ”の問題になる可能性
先月の衆院選で政治とカネを巡る問題で大きく議席を減らした自民党。衆院選の直後に明るみに出た今回の問題は自民党にとっても「非常に不都合な問題だ」と河村准教授は指摘します。

東北大学大学院 河村准教授
「かなりの不都合だと思いますし、今、せっかく石破さんが、安倍派のお金の流れを、とりあえず、選挙でみそぎをしたことになっているにも関わらず、こういうのが出てきてしまってますから、かなりの不都合だと思います」
「党本部、そして県連、そして田畑さんご本人がきちんとした対応をとらないと、結局(来年の)参議院選挙でもまた政治と金の問題が出てくる可能性がありますね」

自民党県連は田畑議員に対して28日に召集される臨時国会の前までに説明責任を果たすよう求めています。

11月18日の記者会見では、不適切な党員登録について自らの関与を否定した田畑議員ですが、河村准教授は自分がたとえ預かり知らないことだとしても事務所を管理をする責任者としての管理責任を問われる問題だと指摘しています。