高温の鉄板でこんがりと表面が焼け、中はミディアムレアの柔らかいステーキ。しょうゆベースの特製ソースと相性抜群です!このステーキを作っているのが、貝沼太加雄さん。実は、太加雄さん、あの人気ハンバーグ店のオニオンソースの開発にも携わったという実力派のシェフなんです。
貝沼さんが営むのは、住宅街の一角に店を構える「レストランカツヌマ」。店内は木の温かみのあるゆったりと落ち着いた空間です。
<レストランカツヌマ 貝沼太加雄さん>
「西洋料理。幅が広い。パスタ、ハンバーグ、シチューとか」
その豊富なメニューとおいしさで、地域の人に愛され続けています。
<客>
「味がすごくおいしい」
「気軽にこれる」
「毎日行きたい」
店の看板メニューが「タンシチウ」。肉厚な牛のタンを、独自に開発したソースで、3日間かけて煮込んでいて、身はほろほろで溶けるような味わいです。また、パンの器ごと全部食べられるという「海老のグラタン」は、特注のパンに、ホワイトソースやチーズ、香り高いマッシュルームなどを合わせた一品です。
太加雄さんと一緒に店を支えているのが、息子の和明さんです。
<和明さん>
「県外の大学に行って、たまに家に帰って父の料理を食べたら、ナンバーワンだと思った。この味を一代で終わらせるのはもったいないからやらなきゃと思った」
ケーキ店で修行積んだ和明さん。料理をメインにやっていた父に加わり、スイーツを主に担当しています。店に並ぶのは、季節の果物を使ったタルトなどおよそ15種類。
<太加雄さん>
「息子は子どもの頃から絵がうまい。ケーキは芸術性が活かせると思って」
その芸術性をいかしたタルトがいま旬の「イチジクのタルト」です。使うのは地元・細江町で採れる赤みが鮮やかな貴重な品種。ねっとりとした濃厚さが特徴です。そして、不動の人気商品は「シュークリーム」。父・太加雄さんの代から続く貴重なスイーツです。ふわっふわの柔らかい生地に、ミルクベースのクリームをたっぷり入れています。
<和明さん>
「カツヌマといえば、シュークリームと言ってくれることもあるので、父から受け継いだ味を大切にしつつ、より美味しくできるように、また違う味わいのものも作って、色んなお客さんに楽しんでもらいたい」
これからも親子、二人三脚で美味しい料理を届けます。
<太加雄さん>
「できるだけおいしいものを上手に作って、美味しく出して、食べて、喜んで帰ってもらいたい」
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