八幡平市の安比高原スキー場で26日、オープンを前に安全祈願祭が行われ、今シーズンの無事故を祈りました。今シーズンのオープンは12月7日の予定です。
シーズンを前に安比高原スキー場で行われた安全祈願祭には、スキー場の関係者や八幡平市などからおよそ100人が出席しました。
神事では参加者が玉ぐしを捧げて今シーズンの安全とにぎわいを祈りました。
(佐藤記者リポート)
「現在、スキー場には雪が少なく、芝生が見える状態ですが、リフトやゴンドラの整備を終えて、オープンに向けて準備が進んでいます」
26日のゲレンデには人工降雪機を使って降らせた雪があるのみで、滑走できる状態ではありませんが、山頂付近には10センチほどの積雪があるということです。
安定した積雪と水分が少なくサラッとした雪質が特徴の安比高原スキー場には昨シーズン、およそ29万4000人が来場しました。
今シーズンは香港やオーストラリアなど海外からのインバウンドの増加に期待し、幻想的な雪山でのスキーを体験してもらおうとイルミネーションナイターを初めて実施します。
昨シーズン好評だった小学生以下のリフト無料を継続します。
(安比高原スキー場 畠山護総支配人)
「岩手の冬のスポーツ、観光は雪がすごく魅力的なので、ぜひ雪国岩手にいらしていただいて、皆さんに楽しんでいただければと思う」
安比高原スキー場は12月7日から2025年5月上旬までの営業を予定しています。
昨シーズンよりおよそ6万人多い35万人の来場を目指しています。