大分市で去年、時速194キロで走っていた車が衝突し、右折車の男性が死亡した事故について、遺族らが危険運転致死罪の適用を求める署名活動を始めました。

この署名活動は大分県内の犯罪被害者遺族でつくる「ピアサポート大分絆の会」が中心となって実施しました。大分市のお部屋ラボ祝祭の広場やセントポルタ中央町の周辺で18日、事故で死亡した男性の遺族も参加し、大分地検が見送った危険運転致死罪の適用を目指して訴因の変更を求める署名を呼びかけました。

(遺族の女性)「この台風の中、家族がこうやって活動しているということも頑張っている姿を見てもらえたのかなと思う。闘う姿をギリギリまででも署名を集めて地検に持っていきたい」

この活動は10月上旬まで行われ、集まった署名を大分地検に提出する予定です。