メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が2年連続3回目のMVPを受賞。史上初づくしの快挙となりました。
大谷翔平選手 史上初づくしのMVP

南波雅俊キャスター:
大谷選手は、満票でのMVP受賞は3度目で、これが “史上初”となります。
2021年、2023年に満票でMVPを獲得したのは二刀流のときでしたけれども、今シーズンは(盗塁もありましたが)バッティングのみで、満票での受賞となりました。
そして、“史上初” はまだまだあります。

まず、指名打者の受賞は史上初めてです。指名打者というのは、守備につかずにバッティング、つまり打って走るということにのみ専念するので、守備などの貢献がない分、MVPに選ばれにくいということがありました。今回の大谷選手は、攻撃面のみで選ばれており、これは史上初のことです。
それから、「両リーグ2年連続受賞」というのも初めてです。
ア・リーグのエンジェルスからナ・リーグのドジャースに移籍し、今年はプレー環境が変わって、そこに適応しなくてはいけないという難しい状況の中での受賞。これはものすごいことです。