宮城県松島町の観光遊覧船乗り場で人気の笹かまぼこの自動販売機がリニューアルし22日、お披露目されました。デザインを担当したのは職場体験をした中学生です。
お披露目されたのは、ラッピングデザインが施された笹かまぼこの自動販売機。

「ぷりぷり」「ふわふわ」など、笹かまのおいしそうな食感を表現したこのデザインは、仙台市の加茂中学校3年生3人が、職場体験活動の一環で考えました。

松島町の遊覧船乗り場すぐ近くのレストハウスの一角にあるこの自販機は、4年前のコロナ禍に設置。今回、新紙幣の流通に伴うリニューアルを機に中学生のラッピングデザインを採用しました。

玉置佑規キャスター:
「新紙幣でも購入できます。すてきなデザインの自販機で購入するとより気分も高まりますね」
武田の笹かまぼこ 武田武士社長:
「クオリティーの高いものが仕上がったのでびっくりしている。みんなで地域を盛り上げていけるような機会になったと思う」

デザインを担当した加茂中学校3年生の3人はセレモニーの様子を確認しました。その後、3人にはデザイン制作への感謝状が贈られました。

デザインを担当した加茂中学校3年 石川皓也さん:
「笹かまぼこは地元宮城県の特産品なので、もっと全国とか県外の人にもどんどん知ってもらって、宮城の特産品として広まっていけば」

この自販機、塩釜市にある武田の笹かまぼこ本店前にも設置されていて、今後、さらに増やしていきたいということです。