福島県喜多方市にある国指定の重要文化財 新宮熊野神社の拝殿「長床(ながとこ)」、その目の前にそびえ立つ樹齢850年以上の大イチョウが黄金色に染まり見ごろを迎えています。

平岡沙理アナウンサー
「圧巻ですね、ものすごく高くて想像以上に大きいです。ちょうど今日が差しているのでイチョウが黄色に輝いています。さらに時折、舞い落ちるイチョウも風情があって素敵です。」

イチョウの木の高さは37メートルで、幹の太さは8メートルと圧倒される大きさです。21日に訪れた人たちは、長床に座りながら眺めたり、カメラに収めたりして、秋の深まりを感じていました。

二本松市から訪れた夫婦
「毎年のように来ています。すごくきれいだと思いますよ(来年も)来たいです」地元の子ども
「たのしかった!(木が)おおきい!」

会津坂下町から訪れた人
「近くを通ってきたから寄ってみようという感じ、やっぱりきれいですよね。」


今週いっぱいは楽しめるという長床の大イチョウ。11月15日からは夜のライトアップも始まり、24日までの期間中は、午後5時半から午後9時半に行われているということです。ライトアップは、例年より遅い色づきだったこともあり、予定より3日間延長して行われます。