本格的な受験シーズンを前に、学問の神様をまつる高畠町の亀岡文殊で、受験生を応援していこうと、「受験合格米」の祈祷式が行われました。

日本三大文殊の一つに数えられ全国的にも有名な「亀岡文殊」には、毎年、多くの受験生が試験合格を願いに訪れています。

「受験合格ー!」

米俵を掲げた神輿を担ぎ、威勢のいい掛け声を上げる白装束の男たち。

その正体は!

担ぎ手「玄米の仕入れを担当しています。全国の受験生のお力添えになれればと行っています」

これは、全農ライフサポート山形と地域の生産者グループが、亀岡文殊で祈祷してもらった新米のつや姫を「受験合格米」として販売し、食を通じて受験生を応援していこうとするものです。

今年は、夏に気温の高い日が続き生育状況が心配されたそうですが、生産者たちの徹底した栽培管理で、おいしいコメになっているということです。

きょうは、亀岡文殊の青山和英(あおやま・わえい)副住職により、力強いお経が唱えられると…

駆け付けた「やまがた愛の武将隊」の演舞も披露され、地域一体となって受験生たちの必勝が願われました。



全農ライフサポート山形 佐藤智典さん「少しでも受験生の力になれればと思いますので、こちらの米を食べてもらって最高の結果を手に入れられるようにがんばってほしい」

受験合格米は、2キロが4000袋、300グラムが1万袋ほどの限定販売。

あすから亀岡文殊にある売店や県内各地のスーパーなどで販売されるということです。