「霊媒師JUN」との関係も「呪い」も否定

直哉被告は、2021年3月に、敦子がある男性と食事に行くことになった際、霊媒師JUNに「同席したい」と相談したところ、「見えなくするのでついて行って良いですよ。声をかけない限りバレない」と言われたと証言している。

村上敦子被告

弁護人:
「2021年にあなたがある男性と会うことになったとき、直哉があなたを付け回していたという。その話は」

敦子被告:
「聞かされた」

弁護人:
「JUNが直哉を『見えなくしてくれた』と聞いたことは」

敦子被告:
「ない」

弁護人:
「2022年に直哉と2人で新型コロナにかかったとき、あなたは『呪われているぐらい体調が悪い』と言ったことは」

敦子被告:
「ない。体調は悪かったものの症状は軽く、『呪われているぐらい』と言ったことはない」

弁護人:
「直哉に『呪い』の話をされたことは」

敦子被告:
「ない」

敦子被告は「霊媒師JUN」との関与を完全に否定。さらに、「呪い」についても心当たりはないと話した。