本格的な雪への備えが始まりました。
山形県酒田市では、きょう、冬道の安全を守る除雪車の出動式が行われました。

酒田河川国道事務所では、毎年、庄内と内陸を結ぶ国道7号、国道47号、日本海沿岸東北自動車道の除雪にあたっています。先月21日には鳥海山で初冠雪が観測されるなど冬の訪れを感じさせます。
きょう行われた出動式では除雪作業の安全が祈願されたあと、酒田河川国道事務所の鈴木所長が作業員に冬季間の除雪作業の安全を呼びかけました。

酒田河川国道事務所・鈴木之 所長「地域になくてはならない存在。道路を利用される方々の安全安心を確保と自身の健康にもご留意ください」

日本海から吹く強い風で「地吹雪」が発生する庄内。今年3月、新たに6.5キロの区間が開通した日本海沿岸東北自動車道など初めて冬を迎える雪道ではより一層注意が必要です。
酒田国道維持出張所・根本勇一所長「新しい道路は緩やかな坂になっています。風が通るところでもありますし凍結が予想されます。(地吹雪の時は)速度を十分に落として走行をお願いします」
酒田河川国道事務所では、今シーズン、オペレーター60人体制で除雪に取り組むということです。