■バレーボール パリ五輪プレ大会決勝 日本-フランス(日本時間19日、フランス・メス)
 
世界バレー女子大会(24日開幕、オランダ)を前に、フランスでのパリ五輪プレ大会に出場していた女子日本代表が19日、フランスと決勝を戦い、3-1(30-28、25-27、25-20、25-19)で勝利。開幕から6戦全勝で優勝を飾った。

スタメンは古賀紗理那(26)、島村春世(30)、井上愛里沙(27)、林琴奈(22)、横田真未(24)、関菜々巳(23)、リベロ・内瀬戸真実(30)。

5戦全勝で決勝に進んだ日本の相手は、地元・フランス。アウェイの声援の中、第1セットは序盤からリードを許し、苦しいスタートに。中盤追いつき接戦に持ち込むとキャプテン古賀の3連続ポイントで30-28、第1セットをものにした。第2セットもデュースにもつれる展開となり、日本は今大会で初めてセットを落としたが、第3、第4セットは連取。「勝ち癖をつける」と挑んだ大会を全勝優勝で締めくくり、世界バレーへ弾みをつけた。

この試合のチーム最多得点は古賀の26点。井上と島村が17得点で続いた。大会を通じてのベストセッターに関が選出され、ベストブロッカーには横田、ベストレセプションアタッカーに林が選ばれた。

キャプテンの古賀は「勝ちきることできて良かった。今シーズンの集大成が世界バレーなのでチームとして日本らしいプレーができるよう、1週間練習を積んで最高の状態で大会に入る準備をしていきたいと思います」とコメント。チームはこのあと世界バレーの開催地オランダに移動し25日にはコロンビアとの初戦を迎える。