19日、中国・湖南省の小学校の前で多数の児童らが車にはねられる事件が起きました。中国では1週間前にも人が集まる場所に車が突っ込み、35人が死亡しています。無差別な殺傷事件が中国で相次いでいる背景とは。

中国でまた暴走車 児童ら“多数けが”

悲鳴を上げながら、一斉に逃げ出す児童たち。場所は小学校の前。複数の人が倒れている様子が確認できます。

現地時間の19日朝、中国南部・湖南省の小学校の前で、車が児童らを次々とはねました。
一部の中国メディアは、「けが人が多数に上る」と報じています。

北京の日本大使館によりますと、「日本人のけが人はいない」ということです。

警察は、車を運転していた39歳の男の身柄を拘束したと発表。
男について、中国当局の関係者は…

車を運転していた男(39)(中国当局関係者によると)
「故意に車で構内に突入しようとして、警備員や児童、保護者をはねた」