南部鉄器からカシミヤニットまで。さまざまな分野の優れた技術を持ち模範となった人をたたえる、岩手県の卓越技能者と青年卓越技能者の表彰式が19日、盛岡市で行われました。
1976年度から続く県の卓越技能者には今年度、時計職人や宮大工などあわせて8人が選ばれ、表彰式では県の岩渕伸也企画理事から、表彰状と盾が贈られました。卓越技能者のうち鋳物工の佐々木和夫さん(79)は、現在は盛岡手作り村にある薫山工房で南部鉄器を作る伝統工芸士です。
(佐々木和夫さん)
「伝統を守りながら、新しいものに挑戦していくということが大事なことかなと思う。さらに弟子たちにいい仕事を教えて、南部鉄器がこのまま長く続くようにと思っている」
また1996年度に表彰が始まった45歳未満の優れた技術を持つ若者に贈られる青年卓越技能者には今年度、10人が選ばれました。このうち編物工・編立工の舘下愛美さん(38)は、北上市に工場を置くカシミヤニットメーカーユーティーオーに勤務し、高度な縫製技術でブランドの製造責任者として活躍しています。
(舘下愛美さん)
「コツコツと積み上げてきたものが報われたのかなという気持ちと、後輩の人たちに技術を継承していきたいなという気持ちでいる」
表彰された人たちは、今後のさらなる技術の向上と、後進の育成に向けて、気持ちを新たにしていました。
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