他国から弾道ミサイルが発射されたことを想定した訓練が19日、仙台であり、参加者が避難方法を確認しました。

JR長町駅などで、行われた訓練には、駅周辺の商店街などからおよそ30人が参加しました。

訓練は、他国からの弾道ミサイルが宮城県の上空を通過するという想定で、参加者は、地下鉄長町駅などに避難しました。そして、地下鉄の職員の指示で頭を守り、かがむなどして身の安全を確保しました。

この訓練は、ミサイル発射でJアラートが発表された際の避難行動を周知しようと仙台市が行ったものです。

参加者:
「地域の人は参加していないので、私たち参加した人が中心になって声掛けできるように、こういう動きをすればよいと勉強になった」
仙台市危機対策課 飯島裕貴課長:
「引き続きこうした訓練の実施とさまざまなSNSを活用しながら、皆さんに周知啓発を図っていきたい」

市では爆風などからの一時避難場所として地下鉄駅や学校など257の施設を指定していて、ミサイルが飛来する場合には屋内に避難するなどして身の安全を確保してほしいと呼びかけてしています。