この事故をめぐって大分地検は当初、元少年を過失運転致死罪(懲役7年以下)で在宅起訴しましたが、遺族は刑罰の重い危険運転致死罪(最長懲役20年)の適用を求めて2万9680人分の署名を集め、地検に提出しました。

その後、大分地検は再度、現場などを調べた結果、2022年12月に起訴内容を「危険運転致死罪」に変更する異例の決定を出しました。

15日の公判では、亡くなった小柳さんの姉が被害者参加人として意見を述べ、「何も言えない弟の無念さや遺族の思いをくみ取った判決を心から願います」と訴えました。