「潮時かな」引退を決意したのもふくしま駅伝
2008年、13年ぶりに出場したふくしま駅伝ではふるさとで一流の走りを披露。区間新で初の区間賞を獲得しました。
藤田さん(当時32・2008年)「私はこの大会で育った人間ですので、この大会でまた大きく育ちたいなと今回走って本当に思いました」

その4年後、36歳で再び出場した「ふくしま駅伝」。藤田さんは思ったような記録が残せず、引退を決意したといいます。
藤田さん(2018年)「最後の2012年に出たふくしま駅伝の時にそろそろ潮時かなと思えたことは偶然ではなく、必然だったのかなって。実業団とか大学でやっている競技者が帰ることでまた福島が元気になると思いますし(県民が)ふくしま駅伝を通して郷土愛を高めてもらえれば復興への力となるんじゃないか」
藤田さんは現在、母校の駒沢大学で陸上部の監督を務め、後進の育成に励んでいます。