本格的な冬を前に、山形市できょう除雪車の出動式が行われました。
今年は、除雪車出動の連絡体制をデジタル化したことで、より迅速な対応に期待できそうです。
「各車両、出動準備開始!よし!」

山形市では毎年この時期、雪道の安全を守る除雪車の出動式が行われていて、けさは作業員などおよそ50人が参加しました。

市によりますと今年は、去年よりも除雪範囲を広げ、市道や生活道路などおよそ1,500キロを346台で(去年比+3台)作業するということです。

山形市では、10センチ以上の積雪が見込まれる場合に除雪車を出動させています。
これまで出動の指示が出た場合の連絡は、除雪関係者へ1件ずつ電話で連絡する必要がありましたが。
自動音声 「午前10時出動してください」

今年から、出動連絡が電話の自動音声で一斉配信されるようになりました。
連絡体制がデジタル化されたことで、除雪車の出動の遅延や情報漏れが無くなることが期待されるということです。

山形市都市整備部 道路維持課 金子健二 課長補佐「今シーズンもしっかりと除雪の体制を整えて、長期間の市民の生活を支えて参ります」

山形市の除雪作業は、おおむね来年の3月末まで続けられるということです。